PMP取得の理由と活用。

PMP(Project Management Professional)は、米国に本部を置くプロジェクトマネージャーの業界団体 PMI が認定する、プロジェクト・マネージメント・プロフェッショナルの国際認定資格です。このたび、PMPを取得したのでここに報告します。

 

なぜ PMP を取得しようと思ったのか?

 

代表・佐藤は、学生時代から現在までWebやITシステムの開発に携わってきました。最近は自分でコードを書くよりも、チーム全体の管理・プロジェクトマネージメントに割く時間が増えており、マーケティングとシステム開発全体を企画・管理したり、事業開発駆動のITプロジェクトでビジネスへのコミットメントも増えています。

 

ITプロジェクトの管理手法は、従来のウォーターフォール一色から、徐々にスクラムを導入するケースが増えてきています。スタートアップだけでなく、大企業の場合でも例外ではありません。プロジェクトマネジメントも、変化の激しい社会からの影響を大きく受けているんです。変化が激しいから、プロジェクトのステークホルダー間のコミュニケーション難易度も上がってきている。ウォーターフォールしか知らず、スクラムを一方的に「不安定な開発手法」と決めつける上級マネジメント層に向けて、論理的にスクラムの良さを説明しなければならないケースもしばしばです。

 

ステークホルダーと話していると、ある大きな課題に気づきます。概念や手法のボキャブラリが正しく理解・共有されていないんです。たとえば「スクラム開発」と「リーン開発」「アジャイル開発」を混同されている方が多い。

 

そんな時はスクラム/リーン/アジャイルに関して体系的にまとめられた下記のような書籍をステークホルダーと一緒に読むいわばワークショップのような取り組みを行います。忙しい上級マネジメントの方には、ダイジェストレビューをお渡し、説明するようにしています。

 

 

一緒に読みながら、感想を言い合っているうちに、ボキャブラリが正しく理解・共有されていきます。これらの名著は過去に議論され、定義された事が体系的にまとめられているので、ワークショップは非常に効果的に機能します。

 

以上はスクラム/リーン/アジャイルに関してですが、実際の現場ではウォーターフォールを含めた、もっと大きな視野でボキャブラリを正しく理解・共有していく必要があります。

 

もっと、大局的な視点で、体系的にプロジェクトの標準化についてまとめている書籍は無いだろうか。

 

そこで出会ったのが「PMBOK(Project Management Body of Knowledge:ピンボック)ガイド」で、PMBOKの理解度を判定・評価してくれるのがPMP(Project Management Professional)資格試験です。

 

私は、このPMBOKガイドを集中的にマスターし、プロジェクト現場でのボキャブラリ理解不足・共有不足の解消に役立てよう、そして結果としてPMPを取得しようと考えました。

 

PMBOKガイドとは

 

PMBOKガイドは、米国に本部を置くPMI(Project Management Institute)が発行する、プロジェクトマネジメントの知識体系を説明する書籍です。英語版だけでなく日本語版も発行されており、amazon等のストアやPMI会員の場合PDF版をダウンロードし入手することが可能です。PDF版は本編とアジャイル編で995ページあります。

 

(クリックで拡大)

 

この表は、PMBOKガイドがどのような体系でまとめられているかを表したものです。PM知識エリアとして、統合〜ステークホルダまで10の知識エリアについて、各フェイズ(PMプロセス群:立ち上げ〜集結)で必要となるプロセスについて、必要となるドキュメントやツール・技法などについてまとめられていることがわかります。

 

自分は、これまで20年近くプロジェクトマネジメントに関わっていますが、改めて自分の知識をまとめるために大変有益でした。

 

今後どうPMPを活用していくか?

 

PMPというキーワードで、人をあつめて何かできたらいいなと思っています。ここのところ、比較的少人数のチームで動くことが多かったので、数十人規模でPMP保持者、もしくは保持相当者を集めたチームを作って、新しい社会の枠組みづくりにコミットしていきたいです。

 

現在トースター社としては、slackを使ったリモートPMO支援をサービスとして提供しているのですが、これがお客様から大変好評となっています。これまで自分は100を超えるプロジェクトに関わってきましたが、それをリモートでリーズナブルな価格で提供するのにslackは適しています。

 

今後はそれを、自分の知識・経験だけでなく複数のPMPホルダーの叡智を結集して、サービス提供できたら面白いなと考えています。

 

経験豊富なプロジェクトマネージャーは不足しています。大手金融機関でさえ、システム移行プロジェクトが10年以上に渡って炎上しつづけています。中小企業の場合は、間接コストと考えられるプロジェクトマネージャーに予算を割くことが難しいという現実があるかもしれません。

 

経験豊かなPMPの力をリモートでリーズナブルな費用で提供し、こうした現状を打破していきたいです。

 
 

ちなみに、リモートPMPで良く相談されるのは、下記のような事項です。;

 

  • 要件定義の人手が足りない
  • 作成しているドキュメントの完成度が低い
  • そもそも必要のないドキュメントを作成している気がする
  • スケジュールが遅れがちで、なんとか挽回したい
  • プロジェクト管理ツールがうまく運用できていない
  • アジャイル開発をはじめたい
  • 開発エンジニアと、デザイナーのコミュニケーションがうまくいかない
  • システム会社から出ている見積もりについて、セカンドオピニオンがほしい
  • etc.

 

もし同様のテーマでお困りの方がいらっしゃったら、サイトの右下にある「お仕事のご依頼・お問い合わせ」をクリックし、お気軽にご連絡ください。一緒に現状打破しましょう!

 

 

と、ちょっと話がずれましたが、一緒に何か新しいことをしたいPMP保持者(保持相当者)の方も、お気軽に「お仕事のご依頼・お問い合わせ」からお声掛けください。情報交換しましょう。

 
 

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